2026年3月26日木曜日

記憶にありません。記憶力もありません。

 

福岡の健康麻雀教室。

元気が出る麻雀教室の白野です。

本を読みました。

『記憶にありません。記憶力もありません。』

哲学者、土屋賢二さんの面白いエッセイ集です。

中でも多様性についての指摘がなんと言いますかスカッとします。でもやっぱり耳が痛い。

「多様性の時代と言われるが、人間には多様なものを平等に受け入れる度量がないと思う。」という書き出しから人間が実にいいかげんで、都合がいいかをユーモアを交えて言い放つ。ゴキブリを見よ。ゴキブリを嫌っていて多様性が語れるか?確かに。

そういえば、朝井リョウの小説「正欲」も多様性を受け入れることの難しさについて描かれたものでした。



多様性(diversity)を受け入れることの重要性。

①社会が安定しやすくなる

それぞれの価値観や背景を認めることで、衝突が減り、お互いを尊重でき、平和で安心できる社会になる。つまり、違いは敵ではなく、違いは前提であると考えることで社会がうまく回る。

②新しいアイデアやイノベーションが生まれる

同じ考えの人ばかりだと、発想が似てしまう。しかし多様な人が集まると、異なる視点がぶつかり、新しい発想が生まれ、問題解決の方法が増える。

③個人が生きやすくなる

多様性が認められない社会では、「普通」にあわせないといけないが、多様性を受け入れると自分らしく生きられる、無理に合わせなくていい、ストレスが減る。つまり自分のままでいいと思える社会になります。

④変化に強くなる

現代は変化がとても速い時代なので、いろんな価値観や能力を持つ人がいることで、予測できない問題に対応したり、柔軟な判断ができる。その結果として、社会や組織が長く生き残りやすくなる。


本は金文堂大橋店。