「私はいまここにいて幸せです」
と僕に言ってくれた元気が出る麻雀教室の参加者がその三日後に亡くなりました。癌でした。僕は最初、この言葉は「僕に対する感謝」であると解釈しました。死が近づき、最後にありがとうを言ってくださったのだと。でも、年々この言葉は僕にとって重みを持つことになります。この言葉は僕への激励ではないか。「お前、もっとがんばれよ」と励ましを最後にプレゼントしてくれたのではないか。僕はそう解釈するようになりました。
2005年4月1日からはじまった麻雀教室は、今年16年目を迎えます。ひとりひとりを大事にして、たくさんの方に喜んでいただけるコミュニティとしての麻雀教室を目指します。